銀嶺幼稚園について

安全への取り組み

新防災対策について

従来の防災対策では対応しきれない事態を想定し、項目ごとに分けて防災対策を見直しました。特に登降園時は屋外にいるため、日頃の安全にお役立て頂ければ幸いです。また幼稚園では、通常の連絡及び緊急時のための一斉メールシステムを導入しております。まだの方は速やかに登録をお願い致します。それに加え、気象・地震情報、全国瞬時警報システム(Jアラート)作動時にエリアメール・緊急速報メールを受信出来るように、携帯電話やスマートフォンを設定しておくことをお勧めします。

1. 台風・豪雨

本園の所在地(松見町2丁目376番地)は、比較的高台に位置し海抜40mを超える場所にあります。そのため、台風や豪雨での浸水や津波による被害も受けにくい幼稚園です。基本的には台風や豪雨でも休園することなく、登園を希望される園児を受け入れる準備をしております。一方、公立小学校等は学童による登校が主であるため、所定の警報が発令されれば教育委員会の指示等で休校となるよう決められております。同じ学校ではあるもののこの様な方針の違いをご理解の上、保護者の皆様の判断により、無理のない、より安全な登降園を心掛けて下さい。その際の留意点を以下に示します。

  • 最新の気象情報や災害情報を入手し、外出の可否を判断して下さい。
  • 外出の際、局地的豪雨による浸水の高い場所には近づかないようにしましょう。
  • 暴風等による飛来物にも十分注意しましょう。
  • 自動車を運転中の場合は、アンダーパスや地下道路の通行は出来るだけ避けましょう。
  • 通園バスは運行を取り止める場合があります。その際は、電話連絡網や緊急一斉メールでご連絡致します。

尚、水が氾濫した所を歩く場合は、長靴だと脱げてしまう可能性があります。しっかりとひもの結べる運動靴を履きましょう。冠水した道路はマンホール等の蓋が外れていたりします。傘や長い棒で足元を探りながら歩きましょう。

2. 地震・津波

地震はいつ起こるか予想するのが困難です。緊急地震速報(警報)は、情報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。その短い間に身を守るための行動を取る必要があります。緊急地震速報(警報)を見聞きしたり、地震の揺れを感じたら、周囲の状況に応じて、慌てずに、まず身の安全を確保しましょう。屋内では、頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難します。慌てて外へ飛び出さないことです。屋外では、ブロック塀の倒壊等に注意して下さい。看板や割れたガラスの落下にも注意しましょう。自動車運転中は急ブレーキはかけず、緩やかに速度を落としましょう。ハザードランプを点灯し、周りの車に注意を促します。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停車し、揺れが収まるのを待ちます。大きな地震の後には津波が発生する場合があります。気象庁は、地震発生時には地震の規模や位置をすぐに推定し、これをもとに沿岸で予想される津波の高さを求め、地震発生から約3分を目標に、大津波警報、津波警報または津波注意報を発表します。大津波警報は、予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合に発令されます。この場合の津波では、木造家屋が全壊・流出し、人は津波による流れに巻き込まれます。沿岸部や川沿いにいる人は、直ちに高台や避難ビルなど安全な場所へ避難して下さい。ハザードマップは自然災害が予測される地域や避難場所、避難経路、防災関係機関の位置など、自主的に避難するために必要な情報を分かりやすく地図上に示したものです。区役所等でハザードマップを入手し、又は、4月に配布した銀嶺幼稚園通園域激甚災害時避難マップを基に、日頃から最寄りの避難場所を確認しておき、実際に歩いて行ってみると良いでしょう。

3. 落雷

積乱雲が近づくサインに気付くことが大切です。例えば、真っ黒い雲が近づいてきた。雷の音が聞こえてきた。急に冷たい風が吹いてきたなどです。公園、グランド、野原、海岸など周囲の開けた場所にいる場合は、人に落雷しやすくなります。出来るだけ早く安全な場所に避難しましょう。安全な場所とは、鉄筋コンクリート造りの建物、自動車、バスなどの内部です。近くに安全な場所が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避しましょう。高い木の近くは危険です。姿勢を低くして、傘などの持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な場所に移動しましょう。

4. 竜巻

竜巻注意情報は、竜巻などの激しい突風が起きやすい気象状況であることを呼びかける情報です。各地の気象台から、担当地域(概ね一つの県)を対象に発表されます。竜巻注意情報が発表された場合には、まずは空の様子に注意を払い、積乱雲が近づくサインが確認された場合には、鉄筋コンクリート造りの建物など頑丈な建物に避難します。逃げ込む時間が無い場合は、建物の物陰に入って身をかがめましょう。近くに頑丈な建物が無い場合は、近くの側溝やくぼみに身を伏せて両腕で頭と首を守ります。車庫、物置、プレハブ(仮設建築物)などへの避難は危険です。避難時は飛来物にも十分注意しましょう。屋内では1階の中心部に近い、窓の少ない部屋に移動しましょう。窓やカーテンを閉め、窓際や部屋の隅、ドア、外壁から離れます。丈夫なテーブルや机の下に入り、両腕で頭と首を守ります。

5. 弾道ミサイルや空爆攻撃等

我が国に敵意を持つ国々から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する場合、弾道ミサイルは極めて短時間に日本に飛来します。日本政府は、北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、24時間いつでも全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用し、緊急情報を伝達します。Jアラートを使用すると市町村の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信されます。Jアラートが発動したら、屋外にいる場合は、近くの頑丈な建物や地下に避難します。近くに適当な建物が無い場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守りましょう。屋内にいる場合は、出来るだけ窓から離れ、出来れば窓の無い部屋へ移動しましょう。尚、弾道ミサイルの飛来は緊急事態であり、Jアラートが発動された場合は園児の安全を最優先とするため、本園は登園停止と致します。登園前であれば、ご自宅にてお待ち下さい。登園後であれば、安全が確認出来次第、本園の緊急電話連絡網や緊急一斉メール等でご連絡致しますので、速やかに登園し幼児を引き取るなどして下さい。

6. 幼稚園バス利用児の場合は、指定のバス停でバスの到着を待つことになりますが、前述のような災害からの被害を未然に防ぐために、状況に応じて、止むを得ずバス運行を中止したり、園に引き返したり、事前に取り決めてある避難場所に避難したりして、安全確認をするようにしております。保護者の皆様方におかれましては、携帯電話またはスマートフォンを携帯され、幼稚園からの緊急一斉メールによる連絡をいつでも受信出来るようにお願い致します。また、未登録の方は必ず登録願います。

安全対策への取組み(PDF)

銀嶺幼稚園通園域激甚災害時避難マップ(PDF)

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